PILLBOXの市場創造力を表すメインビジュアル

Create Market

私たちは商品を通じて「ユニークな価値」を育てることを大事にしています。「ユニークな価値」とは、「とってもいいね!」と思うお客様の気持ちを指します。知らなかった商品や文化も、出会ったときに「とってもいいね!」と感じてもらえれば、そこに価値が生まれ、多くの人に伝われば市場が育っていきます。私たちは、2010年代にいちはやく日本で「デリケートゾーンケア」に目をつけたように、大企業が見落としがちなニッチな市場にも「ユニークな価値」を見つけ、市場を創造してきました。

Case Study

  • 日本のデリケートゾーンケア市場を開拓した事例

    CASE 01

    2013年に「Summer’sEve」の日本総代理店となり、それまで存在しなかった「デリケートゾーンケア市場」の開拓がスタートしました。口にだすのはタブー視されながらも、におい・ムレなど、デリケートゾーンの悩みは潜在的に存在していたため、「毎日デリケートゾーンを快適に過ごせる」ことをユニークな価値として育ててきました。欧米では性の話題というよりも、母が娘に伝えていくような当たり前のケア文化として根付いていたこともあり、日本でも低価格の商品をドラッグストアなど身近な店舗で販売していくことで、日常的なケアとしての地位を着実に構築。2016年には日本のデリケートゾーン用洗浄料・シート市場の年間売上シェア1位※を獲得しました。AmazonやQoo10などのEC上の接点も増え、現在はインフルエンサーによる商品紹介などを通してさらに裾野が広がっています。

    ※富士経済「美容家電・化粧雑貨マーケテイングトレンドデータ 2018」マーケットシェア、デリケートゾーン用洗浄料・シート市場、金額ベース、2016 年実績

  • 中国でサプリメント市場を開拓した事例

    CASE 02

    2016年、中国では健康需要の高まりがある一方で安全性の疑わしい商品が出回るなど、玉石混交のサプリメント市場が存在していました。そんな市場に対しては、「日本の安全性や機能性の高いサプリメント」がユニークな価値となると考え、機能性表示食品の脂肪対策サプリメント「önaka」を携え、越境ECをスタートしました。TmallやRED、JDなど、当時の有力なプラットフォームで瞬く間に口コミが広がり、その影響で日本のインバウンド需要も喚起され、2018年には「インバウンド商品実売個数ランキング」のその他食品カテゴリーで1位(※1)を獲得しました。その後も、ライブコマースなど、時流に乗ったプロモーションを続け、天猫国際では2023年に「乾杯!ウコンGOLDPLUS」が「ウコン系商品リピート購入数ランキング」で1位(※2)になるなど、着実にファンを増やしています。

    ※1 TrueData インバウンドレポートインバウンド商品実売個数 月間ランキング その他食品カテゴリー
    2018年11月~2019年5月
    ※2 天猫国際 2023年 姜黄蓟类回购榜 根据近365天商品回购人数计算

  • 高級志向のフリーズドライ食品市場を開拓した事例

    CASE 03

    インスタント食品は、忙しい人にとくに好まれます。忙しいから、早く作れればよくて、そこまで美味しくなくても仕方ない。そんな考え方に一石を投じるように、「ちょっと高くてもレストラン級に美味しいフリーズドライ」というユニークな価値をもった「オニオングラタンスープ」が2011年に誕生しました。玉ねぎも3種類をブレンドし、バターやチーズなどの原料にこだわった贅沢仕様。会員制の大型スーパー向けの専用商品として開発されたことで、グルメな客層とマッチし、テレビなどでも多数取り上げられるヒット商品となりました。忙しくない人でも食べたくなる美味しいスープは今では、合計販売数4200万食※を突破し、ECではギフトとして人に感謝やお祝いを伝える付加価値のある商品としても広がりを見せています。

    ※2024年5月までの総出荷数(自社調べ)